健康常備学
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Vol.105 ノーモア、脳疲労!
みなさんは“脳の疲れ”を感じたことはありますか?以前はこなせた仕事が終わらない、些細なことで周囲にあたってしまう…。心当たりがある方はぜひご一読を。“脳疲労”とは、脳に負担がかかり脳機能が低下した状態。次の症状が出てきたら要注意です。まずは「睡眠」。寝つきが悪い、夜中に目が覚めるなどの症状は脳疲労のサインかも。そして「便通」。自律神経が乱れて腸の働きが悪くなり、便秘や下痢を引き起こします。最後に「食事」。食べる量が増えるほか、味覚が鈍感になり甘いものや塩辛いものを好むように。日々の食べ過ぎは、脳疲労によるものかもしれませんね。
同じ姿勢をとり続けることは脳疲労の原因のひとつ。こまめに体を動かすことで疲れが溜まりにくくなり、脳のパフォーマンスも維持できますよ。また、現代はスマホやテレビなどから受け取る情報量があまりに多く、脳が疲れやすい環境。たとえばモーツァルトの音楽を聞くと脳疲労がとれるというのは、耳に意識がいき視覚情報をシャットアウトできるからともいえるのです。放置するとうつ状態につながる場合もある脳疲労。脳によるNO!のサインをきちんと自覚して、早めに対処をしたいですね。
掲載年月 2023年08月
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