Vol.79 イージーに健康維持。

朝、セミの声とともにどこからか聞こえてくるラジオ体操の音楽。夏の風物詩ですね。日本で実に80年以上もの歴史があるラジオ体操ですが、最近は若い世代からも注目され、夏場に実践している人が推定2800万人いるといわれています。みなさんもご存じのラジオ体操第一は、計13種類の動きで構成。有酸素運動、筋トレ、柔軟の3つの要素を兼ねており、わずか3分程度の時間で効果的に筋肉を鍛え、関節を柔らかくするのに役立ちます。

朝のイメージの強いラジオ体操ですが、もちろんいつ実践してもOK。一般的に目覚めてから頭が覚醒するまで3時間程度必要といわれていますが、体操を朝に行うと筋肉や脳に血液が回り、目覚めがよくなります。仕事の合間ならリフレッシュ効果が得られて、集中力もアップ。夜、入浴前に行えば、快眠につながります。日頃ウォーキングをされている方にもラジオ体操をプラスするのがおすすめ。ストレッチ効果はもちろん、脚力の維持にも役立ちます。大人から子どもまでいつでも手軽にできるラジオ体操。季節も時間も問わず取り入れたいですね。

掲載年月 2013年08月

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