医療費の負担を減らす制度とは

※本記事は2017年12月1日現在のものです。

「重い病気になって、医療費がたくさんかかったらどうしよう…」そんな不安を抱えていませんか。医療費の負担が大きくなったときや特定の病気になったときなどに、国や都道府県、公的医療保険(以下、医療保険または健康保険ともいいます)がその負担を軽くしてくれる仕組みがあります。制度の仕組みを知って、不安を安心に変えていきましょう。

誰もが公的医療保険に加入しています

日本では、安心して医療を受けられるように、誰もが何らかの公的医療保険に加入する仕組みになっています(国民皆保険制度といいます)。自営業の人は国民健康保険、会社員など民間企業に勤める人は健康保険組合や協会けんぽなど、職種や年齢などによって加入する健康保険が決まります。

医療保険の種類

医療保険の種類

全国健康保険協会「健康保険ガイド:医療保険制度の体系」より作成

私たちは加入した健康保険に保険料を納め、加入者やその家族(被扶養者)が病気やけがで治療を受けたときは、かかった医療費の1~3割を一部負担金として支払います。医療費の支払いが1~3割ですむのは、医療保険が9~7割支払うためです。一部負担金は年齢や所得によって異なります。

医療保険の仕組み(イメージ)

医療保険の仕組みイメージ

厚生労働省「我が国の医療保険について」より作成

厚生労働省「我が国の医療保険について」より作成

かかり過ぎた医療費の払い戻しや、助成制度があります

加入する医療保険によって保障内容は異なりますが、どの医療保険にも、病気やけがの治療で医療費がたくさんかかったときは、一定額を超えた医療費を払い戻してくれる「高額療養費制度」があります。
また、かかった病気によっては、医療保険の保障のほかに、国や自治体が医療費を助成してくれる仕組みもあります。

このサイトでは、難病など特定の病気の患者さんの負担を減らす医療費助成制度、医療費が高額な場合に医療保険が払い戻す高額療養費制度を紹介していきます。

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