食事療法|2型糖尿病

監修:順天堂大学 名誉教授 河盛 隆造 先生

食事療法は2型糖尿病治療の基本です。栄養のバランスを考えて、適量をとるようにします。

食事療法は2型糖尿病治療の基本です。エネルギー摂取量の目安は以下のとおりですが、ご自身のエネルギー摂取量は、主治医と相談ください。

目安とすべきエネルギー摂取量の決め方

目標体重とエネルギー摂取量を実際に計算してみましょう。

※身長は、単位(m)で入力してください。(例:175cm→1.75m)
自動計算で目標体重、エネルギー摂取量が計算されます。

身長 m2 ×22※65歳未満の場合 = 
目標体重
kg
kcal ×
目標体重
kg = kcal
※普通の生活なら30

日本糖尿病学会編・著糖尿病治療ガイド2020-202l,P.48-49,文光堂,2020より一部改変

食品交換表を活用して、栄養バランスのとれた献立を

食品交換表では、私たちが日常食べている多くの食品を、多く含まれている栄養素によって、6つの食品グループ(6つの表)と調味料に分けています。
食品交換表を用いるメリットは、違う表との交換を避けることで、栄養素の調整を考えなくても自然と栄養素のバランスが取れる仕組みになっていることです。
このメリットを活かすために、同じ表の食品とは交換できるが、違う表の食品とは交換しないという原則を守るよう心がけます。

日本糖尿病学会編・著:糖尿病食事療法のための食品交換表,第7版,日本糖尿病協会・文光堂,2013,p.10,15

食品交換表

食事療法の7つのポイント

腹七分目にしましょう。
無意識に摂りすぎている脂肪は控えましょう。
食物繊維を食事の最初に豊富に摂りましょう。
朝食、昼食、夕食に分けて規則正しく食べましょう。
ゆっくりよく噛んで食べましょう。
栄養はバランス良く摂りましょう。
食事と食事の間は、お茶や水をのみましょう。

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